白い糸のような形をした1センチの細菌が水中のマングローブに漂う様子を描いたイラスト
白い糸のような形をした1センチの細菌が水中のマングローブに漂う様子を描いたイラスト

1センチの細菌がマングローブに漂う様子は、生物学に興味を持つ友人と見たい文脈の一部です。

肉眼で見える1cmの細菌が発見された 記事の流れと主な事実

2009年、フランス海外領土グアドループ島のマングローブ林で、体長約1センチの巨大な細菌が発見されました。その名はティオマルガリータ・マグニフィカ(Thiomargarita magnifica)。肉眼で確認できるこの微生物は、2022年6月に科学誌『サイエンス』で正式に報告され、ギネス世界記録にも認定されました。従来の細菌はDNAを細胞内にバラバラに保持するため、大きさに限界があるとされていましたが、この細菌は遺伝物質を膜に包んだ区画内に収納するという、真核生物に近い高度な構造を持つことで巨大化を実現しました。発見から正式発表まで13年を要したのは、あまりに大きすぎるがゆえに、科学者たちがそれが単一の細菌だと確信するまでに時間がかかったためです。

主な事実

  • ティオマルガリータ・マグニフィカは2009年にグアドループ島のマングローブ林で発見された。
  • 体長は約1センチで、肉眼で確認できる世界初の細菌。
  • 2022年6月に科学誌『サイエンス』で正式発表され、ギネス世界記録に認定された。
  • DNAを膜で包んだ区画に保存するという真核生物に近い構造を持つ。
  • 発見から発表まで13年かかった理由は、あまりに大きすぎて細菌と認識されなかったため。

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