青色のボルボFH大型トラックが道路を走行。サイドミラーの代わりに小さな翼状のカメラユニットが取り付けられ、Aピラーには縦長のディスプレイが内蔵されている。
青色のボルボFH大型トラックが道路を走行。サイドミラーの代わりに小さな翼状のカメラユニットが取り付けられ、Aピラーには縦長のディスプレイが内蔵されている。

サイドミラーをカメラに置き換えた大型トラックの新形態で、この話題を追う同僚やファンと見たい文脈が少し見えてきます。

ボルボ大型トラック、サイドミラー撤廃 記事の流れと主な事実

スウェーデンの商用車メーカー、ボルボ トラックスは2026年モデルの大型トラック「FH」において、日本市場で初めてサイドミラーを完全に廃止し、代わりに「カメラモニターシステム」を全車標準装備した。このシステムはキャビン上部に設置された小型カメラが左右の映像をAピラーに内蔵された12インチ(右)と15インチ(左)の縦長ディスプレイに表示するもので、従来の鏡面ミラーよりも高い位置から広い視野を提供する。特にトレーラー牽引時の後方確認や低速時の折り畳み機能、夜間の赤外線対応「暗視モード」など、実用性と安全性の両立が図られている。

この変更により、空気抵抗の低減による燃費改善や風切り音の軽減も期待される。欧州市場では5年以上の実績があり、信頼性が確立されたことから、日本でも全車標準化が決断された。また、破損時の修理も国内に部品在庫があり、従来のミラー交換と同等の時間で対応可能としている。さらに「ボルボ・コネクト」テレマティクスやApple CarPlay/Android Auto対応のインフォテインメントなど、ドライバーの利便性向上も進められている。

試乗評価では、視線移動の少なさや広角ビュー、後退時のトレーラー後端追従表示などが高く評価された。長距離運転中の車内仮眠時にも外部監視が可能で、女性ドライバーからの支持も見込まれる。大型トラックという特殊環境だからこそ実現した技術移行であり、今後の普及動向や他メーカーへの波及が注目される。

主な事実

  • ボルボは2026年モデルの大型トラック「FH」で、日本市場初の全車標準「カメラモニターシステム」を導入
  • 左右のサイドミラーを撤廃し、キャビン上部のカメラ映像をAピラーの12インチ(右)と15インチ(左)ディスプレイに表示
  • カメラは時速15km以下で電動折り畳み可能で、赤外線対応の「暗視モード」も搭載
  • 欧州市場での5年以上の実績を踏まえ、信頼性と修理体制が整っているとして全車標準化を決定
  • トレーラー後端の追従表示や広角ビュー、基準線表示など、従来ミラーよりも視認性と安全性が向上

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